■AudioQuest DragonFly Red & JitterBug (USB-DAC&Noise Filter)/ B.A.L レビュー
移転しました。
AudioQuest DragonFly Red & JitterBug
前に小型のUSB-DACほしいなーってところから色々発展してCayinのN5を買ったのですが、色々あってとにかく手軽なのがいいなーと結局最初の考え方に戻ってきてしまいました。
条件としてはandroidでも使えてPCでもドライバレスそのまま使えるというのが最優先で現状よりも確実に良くなる事だけを考えるとAudioQuestのDragonfly Redが確実かなと落ち着きました。
職場のWINDOWS10がUSB AUDIO CLASS2.0をドライバレスで正式に使えるようになればまた選択肢も変わってくると思います。
バランス接続できるものはこの手の物では見当たらなかったので今回はスルーです。
おまけでノイズフィルターのJitterBugが安かったのとandroid&PCに直刺しの状況を考えると効果があるだろうと判断してついでに購入してみました。
ノイズフィルターはiFiからも出ていてそちらの方が効果も高そうなのですが値段も倍以上違うのでパスしました。
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全部合体するとこんな感じに。
ノイズフィルターの効果があるのは良い事なのですがこの合体部分はなんとかならなかったのだろうかと思いますね。
隙間なくピタっとくっつけばいいのに。
接続中にトンボマークが光るのですが
待機時:赤
44.1kHz:緑
48kHz:青
88.2kHz:黄色
96kHz:紫色
上記の色に光ります。
Dragonfly Redのスペックですが
要となるDACチップはESS9016。
DNR +124dB
THD+N -110dB
Dragonfly BlackはESS9010なので値段分はよくなっていると思っても良さそうです。
最大出力電圧は2.1V音量は64ステップのデジタルボリュームです。
従来のDragonflyやBlackはアナログボリュームです。ハイブリッドPLLと呼ばれる独自のクロックシステムを採用していて転送方式はアシンクロナスですね。
単体で繋いだ音としてはスマホやPC直のノッペリとした平面寄りな音が音場に広がりを感じられるようになり奥行も見えてきます。
パワーにも余裕があるので実用レベルで音量をあげても歪みを感じにくいような気もします。
同スティックタイプのCYBER DRIVE AURAだとハイハットが結構シャリシャリしたりちょっと不自然な音になるのですが、そういった事はなく滑らかで自然な高域が出ていますし、中音も低音も文句なしですね。
JitterBugを通すと全体的にクリアーさを感じられるようになりますね。この辺はデジタルノイズの軽減と関係しているのでしょうか?
パワー自体もかなりあり能率の高いイヤホン~能率の低いイヤホン~CD-900STや1770PROも駆動出来ています。
スマホで使う場合は音量最大にするとかなりやばい事になるので要注意です。
この辺の使い勝手はDragonfly Blackの方が使いやすいのかもしれませんね。
現状感じている不満としては、私のNexus5X(android6.1)でHF Playerを使った時に、スマホ側でボリューム調整をする際にゼロにしても音がちょこっと出ていて音が出ない状態にならないです。
PC使用時は完全に0になるのですが…
Dragonfly Redは求める人によって評価がかなり変わりそうです。
この手のスティックタイプのUSB-DACとしてはかなりレベルが高い部類だと思いますが、据え置きのアンプやmojo等力量のあるポタアンと比べると物足りない感はあります。
あくまでこのサイズでこのレベルの音が出るという点で私は満足しています。
他のはこちら
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